若いお客さん

2011.08.23

8月16日、精霊流しが終わったお盆あけ、本学シーボルト校へ若いお客さんが隣の国からやってきた。韓国高麗大学校看護学部(Korea University, College of Nursing)の学生さん8名と引率の教員1名の計9名。目的は本学学生との交流と合同の研修。これは、2006年に締結した高麗大学校看護学部と大分大学医学部看護学科そして本学看護学科との教育・研究交流協定事業の一環である。2006年以降、3大学持ち回りでの国際カンファレンスと学生相互訪問事業を毎年実施してきている。今年度は本学に高麗大学から学生さんを迎え、学生交流事業を計画したのだ。

高麗大学校は1905年創立、100年以上の伝統を誇る大学で、韓国では3指に入る名門校。現在の李明博(イ・ミョンバク)韓国大統領もこの大学の卒業生だそうだ。規模は学部学生数で2万5千人強、本学のおよそ10倍。

このような壮大な大学が本学のような小規模大学をパートナーとしてくれることは有り難いことである。本学の関係者の努力に敬意を表したい。同時に長崎というロケーションと歴史・文化も大きな要因になっていると考えられる。韓国から長崎は、大阪・東京よりはるかに近い。仁川空港から約1時間で福岡空港に着陸できる。しかし、そこからのsurface transferが2時間というのは、チョット残念!長崎空港発着のフライトがあればもっと良いのに。

私は、到着当日の歓迎会に参加した。歓迎会といっても仰々しいものではなく、本学の看護学科の教員や学生を中心としたメンバーと一緒に、机を並べ替えた会議室でお昼を食べながらの挨拶と歓談である。高麗大学校の学生は4泊のうち3泊はホームステイとのこと。1日は歴史博物館や平和公園等、長崎の歴史文化探訪、2日目は市内の病院での研修、3日目は浴衣や茶道等の体験と本学学生との討論会、そして和太鼓のアトラクション、修了式と、なかなか充実している。

韓国学生ひとり一人にガイド役の本学学生が付き添い、さらにグループで行動の際には、学生の通訳が3人付くことになっている。彼らの間のコミュニケーションがどれだけスムースに行くのか、話しを聞いたときには「大丈夫?」という気がしないでもなかった。しかし、お昼のお弁当を食べている短い時間の間にもおしゃべりが盛り上がっていく様子を見て、年寄りの杞憂はすぐに氷解である。若者は逞しい。このような両校の学生同士が密に接する研修は、その内容を超えて若い感性に素晴らしい効果をもたらすこと請け合いだ。最終日の両校の学生による白熱した討論が楽しみである。

昼食の様子
【昼食の様子】