学長の授業参観

2011.07.12

今日は、散歩がてら「授業参観」してきた。と言っても、行った場所は講義室ではない。栄養健康学科の学生諸君の給食経営管理実習室である。名前はいかめしいが、要は調理の実習室である。主たる目的は、ご想像の通り、実習の様子を見るよりも、その成果物を賞味することである。

学生たちはメニューを考えるところからはじめ、前日に食材を搬入し、当日の朝7時頃集合で手分けして、100人分のお昼ご飯を作る。学生と教職員を対象に食券を事前に販売し、その意見を反省材料としている。食事の中身が値段程でないとなれば、食券は売れない。甘えは許されない。

献立はなかなかバラエティーに富んでいる。先ず、普段食べたこともない十六穀米のご飯。恥ずかしながら「十六穀米」という言葉は初耳であった。そんな無知を見透かしたように、アンケート用紙には「雑穀米に含まれる雑穀は何ですか」というクイズまでついている。答えられたのは4つだけ。これでは落第である!しかも、単に「麦」と書くのは正解ではなく、「はと麦」、「大麦」と書かないといけない。小麦は雑穀のうちには入らない。

おかずは「夏野菜の冷やし鉢」と「おさかなバーグ」。この「おさかなバーグ」がまた、初耳である。秘書に尋ねたらちゃんと知っていた!(当たり前か?)。しかし、「ハンバーグ」とは、ドイツ北部の街の名前である。肉の代わりに魚を使うのは良いとして、街の名前の半分とくっ付けて「おさかなバーグ」と名付けるのは、相当の勇気である。

お汁は「沢煮椀」。最後にデザートまでついていて、ミルクくずもち。白い角切りに黒糖がかかっているので、竹輪を切ったものかと勘違いした。口に入れたときは、一瞬「エッ」という感じであった。しめて750 kcal。タンパク質 25.2g、脂質 23g、繊維 5.4g、塩分は4.2g、他にビタミンやミネラルが何種類か含まれている。あっさりした味付けと感じたので、「塩分 4.2g」は、そんなに入っているのかと驚いた。

この学生達が主力となっているクックベジサークルが、つい1ヶ月前に食育推進ボランティア表彰(内閣府特命担当大臣表彰)を受けている。こちらは学内に菜園をこしらえて、採れた野菜を地域の子供達との料理交流に利用して、食に対する興味、関心を高めていることが認められたものである。今日は素晴らしい昼食を頂いたと言える。これを機に私自身も食に気をつけていかなければならないと思った次第である。先ずは、「休肝日」を真面目に設定するか!

【実習風景】
【実習風景】
【当日のメニュー】
【当日のメニュー】