vol.38 2015年11月

国際交流学科3年 末藤 まゆ子

みなさん、こんにちは。私は、アメリカのワシントン州シアトルにあるエドモンズコミュニティカレッジに交換留学生として2015年9月より通わせていただいています。エドモンズコミュニティカレッジは2年制の大学で、様々な科目のクラスが開設されています。働きながら自分の学びたい科目を受けている人や、4年制大学へ編入するためのステップとして通っている人など、様々な世代の生徒を見かけます。また、様々な国の人々が在籍しており、とても国際的な大学です。その中でも特にアジア圏出身の生徒が多いというのが印象的です。私は今、EAP100という英語のクラスとEarly Childhood Educationという幼児教育のクラス、そしてヨガのクラスを受けています。英語のクラスは、入学初日に行われるプレイスメントテストの結果によって決まります。科目によっては、ある程度の英語力が求められるため、英語のクラスはとても重要です。私の英語のクラスはリーディング、ライティングの二つを集中的に行っています。幼児教育のクラスは教科書を基に、教科書で紹介されている学説や理屈をどう解釈したか、自分の経験と照らし合わせてその学説がどのように生かされているかなどを話し合ったりしています。クラスメイトはアクティブな生徒が多く、常に誰かが手を挙げて質問をしたり意見を言ったりと、日本ではあまり見慣れない授業風景で最初は非常に驚きました。そして、ヨガのクラスは実際にヨガのポーズを実践しながら学びます。私は球技のようなスポーツは苦手なのですが、ヨガはゆっくり体を動かすので、自分にとても合っていて良い運動になっています。
 私が暮らすエドモンズは海が近くて、とても景色が綺麗な町です。近くにコーヒーショップやブティックなどが建ち並んだ場所があり、非常に雰囲気が良く、散歩するのに最適な場所だと思います。10月末はハロウィーンということで、町の飾りもハロウィーン一色になります。最近では日本でも人気のイベントの一つとなりましたが、やはりこちらのハロウィーンは少し違うような気がします。ジャックオーランタンというかぼちゃの飾りを作るのがハロウィーンの定番なのですが、日本とは比べ物にならないくらい、かぼちゃがあちこちで大量に売られています。この時期は、かぼちゃの需要が跳ね上がるようです。最近、かぼちゃが大量に農家から盗まれるというニュースを見ました。そんなニュースは日本で聞いたことがなかったので面白いなと感じました。アメリカの生活は日本とは大きく違っていて、常に相違点を見つけています。違いを挙げだしたらきりがありませんが、シアトルは日本人も多く暮らしている町で、日本食や日本の物が割と簡単に手に入れることができる点に最初は驚かされました。自分が想像しているよりたくさんの日本人が海外で暮らしているということが分かりました。
 残り約4か月でさらに多くのことを学べるように、常に様々なものを観察していこうと思います。

ホストファミリーと食事

パンプキンカービング

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