vol.3 2010年1月

中国留学、あと半分!

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 2009年8月24日、この日に以前からの念願だった中国留学が上海でスタートしました。まず驚いた事は、行き交う車や自転車、そして人の多さでした。
4ヶ月半が経とうとする現在(2010年2月4日)、中国の大学は冬休みに入り授業はありません。新学期は3月初めに再開され、6月末に終了します。1年間の留学生活が残り半分となりましたが語学の面から自分の成長を評価すると「马马虎虎」(まあまあ)となります。一方、自分の価値観の成長から評価すると「蛮好」(結構いい)な感じです。しかし、語学留学させて頂いているので、残された時間は中国語の苦手な分野に重きを置き、地道な学習に励みたいと思います。
ところで、私は留学当初、中国という国、民族または風俗や風土に対して漠然とした印象しか持っていませんでした。極端に言うと、人口が大きい=ルールを守らない人が多くマナーが悪いなどです。しかし4ヶ月半が経とうとする最近では、自分の中でこれらの漠然とした考えに変化があったように感じることがあります。それは地下鉄、食堂、道端など身近な生活の中で感じることです。例えば、バスの中でお年寄りが乗車したことに気付いた学生がすかさず席を譲る光景を見たとき、また旅行先で日本ではお節介と煙たがられるほどの現地の人々の温かい親切を受け、自分の今までの中国観が極端に小さいことに気付かされました。なので、今現在中国に対しマイナスイメージを持たれている学生の方が居れば、私はそういう人にこそ中国への留学を勧めたいです。特に、この上海という土地での交換留学は中国の発展や格差を肌で感じることのできる恵まれた環境です。私の場合、留学当初どうせ都会なんて・・という心情でいたのですが、今ではこの日々変化を遂げるパワーある都市に魅力を感じ始めています。日本でもニュースや文献など中国に関する情報は溢れていますが、やはり本土の土を踏み、そこで生活する人々と関わることで、日本では得ることの出来ない経験をすることが出来ます。百闻不如一见やはり百聞は一見に如かずだと感じています。
次に、改めて今私が留学している上海外国語大学での留学生活を簡単に説明したいと思います。まず、留学と言えば現地の学生と混じり授業を受けるというイメージを持たれがちですが、この虹口地区にある上海外国語大学での留学は、外国人留学生に特別に開講された中国語クラスで勉強することになります。正直この点について、私も中国人学生と一緒に授業を受けられると思っていたので残念ではありましたが、1つのクラスが様々な国・人種で構成されるクラスで中国語を学ぶというのも一見変わった面白いことだと感じるようになり、今ではその環境を楽しんで授業を受けています。事実、先学期私が配属されたクラスでは、アジアでは日本・韓国・ベトナム、欧米からはドイツ・ロシア・ポーランド・アメリカといった構成でした。先生はもちろん中国人です。また、中国人学生と授業を受けられないからと言って、中国人の友達が出来ないと言うわけではありません。ここは、隣国中国です。日本語を学ぶ中国人が多いおかげで、週に1、2回学校内や学校近くの公園で日中の交流会が開かれます。ここで相互学習の相手を見つけると、授業の宿題で出されたスピーチなどで中国人の友達から助けを得ることが出来ます。ロシア人の友達からは、ロシア語を専攻する中国人が少なく「日本人はチャンスが多くていいよね」といつも羨ましがられています。ここでもう一点、日本人で良かったなと感じる事があります。それは、上海には数多くの日系企業が進出している事です。企業へインターンをする機会も恵まれているとは一様に言えませんが、チャンスはある、ということです。私は今年に入り本格的に貿易会社でインターンとしてお手伝いをさせてもらっています。日系企業ではないのですが、日本にも支社がある中国人経営の会社です。社長以外は日本語を話せない中国人の方々に加わり、時間がある時などは社員の方へ日本語を教えたりするなど、試行錯誤の日々を送っています。更に、上海留学をしている日本人留学生の学生団体も多くあります。日中友好を中心とする団体から企業へのインタビューを中心とする団体まで様々です。例え中国語に強い興味がない学生の方でも、ここ上海では自分の行動次第で人とは一味違った留学生活を送ることが出来ると思います。
さて中国ではもうすぐ「春节」(旧暦のお正月)に入ります。先学期仲良くなった友達も皆自分たちの国に帰った今、どうやって1年で最も賑やかになるこの休日を過ごそうかと頭を悩ませていたのですが、相互学習をしていた中国人の友達の実家で一緒に過ごさせてもらうことになり、今からもう楽しみで仕方ありません。もちろん、この連休は時期が異なりますが日本のお正月と同じなのでインターン先の会社もお休みになります。思う存分、日本と中国のお正月の過ごし方の違いを感じてこようと思います。
最後となりますが上海外国語大学への留学の機会を与えて支援をしてくださる先生方、国際交流センターの皆さん、学生支援課の皆さん、支えてくれる家族に感謝します。本当にありがとうございます。中国に来て、一時は言葉も含め逃げたくなる時期がありましたが、今は日に日に中国、中国語、中国人そして上海に魅了させられている自分に戸惑いつつも、残りの半年を悔いのないように過ごしてやるぞ!!と気持ち新たに再出発していきます。
付け加えて・・中国留学で質問などありましたら大学の国際交流センターを通して連絡をしていただければ、微力ながらお答えします!
現地での交流の様子
上海 外灘の夜景の写真
上海 外灘の夜景
中国人友人宅にて餃子作りの写真
中国人友人宅にて餃子作り
安徽省 黄山の写真
安徽省 黄山