vol.63 2018年1月

国際交流学科3年 寳賀 千愛 


9月に始まった秋学期も終わり、12月から冬休みに入りました。帰省している学生がほとんどのため、寮はとても静かです。ここウィスコンシン大学オシュコシュ校での、学期末の様子やtutor制度、留学して学んだことや感想をお話しします。
 期末テストは通常12月の中旬に行われ、今年は11日から15日までした。テスト期間中、図書館は24時間使えるようになります。夜にはコーヒーやお菓子などを無料で楽しめます。1階は学生が多く、パソコンはほとんど使われているため、自分のパソコンを持っていく人が多くいます。Group study roomでは、何人かで話をしながら使うことができるため、グループプレゼンテーションの準備などに活用できます。ただテスト期間中は、この部屋を使用する学生が多いため、予約は早めにとるのがおすすめです。
 テスト期間前には、勉強から少し離れて息抜きしようというイベントや、帰国・卒業する留学生のお別れ会が開かれます。イベントといっても、部屋でココアやお菓子を楽しみながらおしゃべりをする、というものがほとんどです。留学生のお別れ会でも食事をしながら交流し、一緒に記念写真を撮りました。会では、オシュコシュを離れる学生の挨拶を聞き、私自身も今学期を振り返る時間を持つことができました。
 次にtutorについて紹介します。tutorというのは、学生が学生に勉強を教えるアルバイトのようなものです。私は一緒に留学中の友人と日本語を教えています。日本語はとても人気があるので、tutorをする機会も少なくありません。初めに申し込みなどが必要ですが、それらを終えてしまえば、日本語を勉強したい学生とアポイントメントをとって、tutor専用の教室に行くだけです。英語で日本語を教えるのは難しいですが、自分の英語力アップにもつながり、日本語を教わる学生も日本語を使う機会をもてるので、お互いにメリットがあります。
 最後に、留学に来てからの感想をお伝えします。ここに来る前は、友達はできるのか、自分の英語力で授業についていけるかなど不安でいっぱいでしたが、オリエンテーション中に友達を作ることができたり、学期が始まってからは先生方に授業内容について質問しに行ったりと、心配よりも楽しい気持ちのほうが上回りました。日本食を作った際には予想よりも多くの学生が来て、みんなに楽しんでもらうことができ、とても嬉しかったです。この時にも新しい友達ができて、facebookやsnapchatなどでつながって、さらに交友の場が広がりました。時々、一緒に遊びに行ったりもするので、英語を使う回数も増え、さらにお互いの文化を聞いたり体験したりもできます。このように楽しい時間を持つことができているのは、自分から積極的に話しかけて仲良くなったこと、オシュコシュのみんながとても親切でやさしい人たちだからだと思っています。怖がらず積極的に行動することが大切だなと感じました。
 留学を考えているみなさん、少しでも行きたいという気持ちがあるのなら、挑戦してください。留学に来て後悔するようなことはありません。違う世界を知ることができます。応援しています!

Japanese culture nightでゲーム 

友達とパーティー 

 
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