vol.48 2020年1月

実践経済学科2年 赤瀬 美樹

 中国に滞在している間、レストランやファストフード店やタピオカ屋さんなど様々な「食」に触れました。
 まず基本的に日本ではレストランに入ると席にメニュー表がおいてあり見ている間にお冷が出てきます。そして、テーブルには紙ナプキンがおいてあります。しかし中国では、お冷が確実に出てくるわけではなくお茶やお湯、セルフで注ぐスープのようなものなど様々です。また日本のように紙ナプキンはテーブルに置いてありません。そのため、基本飲み物とティッシュは持ち運ぶことをお勧めします。
 中国人の食習慣として食べ終わるときに、料理を少し残していることは、料理を出す側に対して「私はお腹いっぱい食べられて満足です。」という意思表示を表しているそうです。さらに肉や魚料理に骨がついている場合、先に骨を取り除くのではなく、一度全部口に運び後から骨を出すそうです。しかも骨は皿の上ではなく、テーブルの上に直接置きます。そのため、食事中や食後のテーブルは基本的に汚れるのが当たり前だそうです。実際にその光景を目の前にしたときはとても驚きました。

 次に料理について紹介します。中国といえば、小籠包です。中身の具材の種類がとても多く、豚肉、牛肉、野菜、キノコなど沢山ありました。

 また麺類が豊富で涼皮という食べ物があります。これは、中国人の方々も好んでおり、店によっても麺の太さや、味が異なります。米の原料から作った米粉という料理もあります。さらに、焼きそばのような麺もあり比較的日本人の口に合う麺類は多いと感じました。

 以下の写真は日本にもある中華料理を実際に中国で食べた際に撮ったものです。お米も少し味が違い、麻婆豆腐はとても辛かったです。青椒肉絲の緑は日本で言うインゲン豆のようでした。料金は日本に比べると、かなり安く、学食は3元から15元でお腹いっぱい食べることができます。学生街には、50元あればとても豪華な食事ができますが、ファストフード店は日本と大体同じ金額設定になっていました。

 中国の食事は、安くて量も多く、みんなで共有して食べるのが楽しく、いろんな味を味わうことができました。是非皆さんも、沢山の中華料理を堪能してください。

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