vol.40 2019年4月

国際社会学科 3年 豊福 勇樹

 私は、2019年2~3月の4週間、オーストラリアにあるウーロンゴン大学の語学研修に参加しました。

 まず気候についてです。2月、3月はオーストラリアでは夏が終わる頃だと聞いていましたが、一日の最高気温25℃前後、最低気温17、18℃くらいの暑さでした。雨がそれほど降るわけではありませんが、あまり乾燥はしていない印象でした。日本よりとりわけ暑いとは感じませんでしたが、日差しは強かったので、日焼け止めとサングラスを準備しておいたほうが良いです。また、朝晩は冷えるのでスウェットやパーカーも用意すると良いかもしれません。現地でも服を買える店は沢山あるので、現地調達もありだと思います。

 次に学校生活についてです。まず初日にクラス分けのテストを受けました。リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能をはかるテストで、翌日の朝にクラスが発表され、授業が始まりました。
 授業は、午前に受けるクラスと、午後に受けるクラスがありました。今回参加した長崎県立大学の学生は皆午前のクラスで、朝8時30分から昼12時30分くらいまで授業を受け、そのあとは自由時間でした。
 私のクラスでは、先生が2人いて、基本的に一人の先生は月曜から水曜日、もう一人の先生は木曜、金曜日に教えてくれました。クラスは20人弱で1人の大学院の学生(レバノン人)と、それ以外は日本人で北海道や群馬、東京、埼玉、福岡から来た大学1、2年生でした。
 授業内容はオーストラリアの地名やその都市で有名なものを学んだり、オーストラリアならではの動物について調べてクラス内で発表したりしました。私のクラスでは宿題は出されませんでした。
 水曜日は2週に一度くらい授業の代わりに、料金はかかりますが、サーフィンを体験したり、動物園に行ってコアラに触ったり、蛇を持ったりさせてもらいました。
 放課後は県立大生で買い物に行ったり、同じクラスでも違うクラスでも仲良くなった人と学内で無料で出来る卓球やWiiをしたり、ビーチへ行って知らない人に話しかけてお喋りしたりしました。一緒に卓球をした現地学生とは友達になってお家にお邪魔してそれぞれの国の料理を作りあったりしました。クラスにネイティブが少ない分、自分で積極的に現地の人に話しかけたほうが有意義な語学研修になると思います。

 次に私のホストファミリーについてです。私のホストファミリーはファザーが67歳、マザーもそれくらいで、娘さんが4人いらっしゃいますが全員嫁いでいらっしゃって家にはファザーとマザーと1匹の犬と私でした。ステイ先のルールというものは特になく、洗濯は2日に1回マザーがしてくれましたし、食事は朝と夜作ってくれました。何不自由ない生活を送ることができました。キッチンも自由に使って良い家庭が多かったです。洗濯の頻度やキッチンを使って良いかなど、分からないことは事前にメールで何でも聞いたら良いと思います。私のステイ先のファザーはバイクが趣味で後ろに乗せて色々な場所へ連れて行ってくれました。一緒に海で泳いだり、犬の散歩をしたり、生活の中に溶け込ませてくれました。
 行く前は不安な方も多いと思いますが、楽しい1ヶ月が待っていると思うので、頑張ってください。

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