vol.25 2014年11月

地域政策学科 2年 廣田 由奈

私は8月末からの3週間、中国の厦門(アモイ)に海外語学研修に行きました。この3週間では語学を学ぶだけではなく、中国文化や歴史、人々のあたたかさにも触れられ、とても貴重な時間を過ごすことができました。
 華僑大学では語学授業の他にも、水墨画や切り絵など中国文化について学びながら、実際に体験しました。その間にも、使われる言語は中国語なので、少しずつですがリスニング力や、理解できる力を身につけることができました。特に研修に行く前から中国語が得意だった訳ではないのですが、研修中の先生方が私たちのレベルに合わせ、日頃の授業以外の時間でもたくさんのことを教えてくれたので、楽しみながら習得していくことができました。

また、研修中には大学での授業以外にも企業参観をする機会がありました。日本から中国に企業進出し、厦門に工場があるFDK(富士電気化学有限会社)様にお世話になりました。企業参観の中身としては、FDKの厦門工場で中枢として働いていらっしゃる日本人の方々のお話を聞き、その後工場見学もさせていただきました。企業参観を通して、海外で経営する際に重要なこと、日本と中国の文化の違いがあるなかで認め合い否定しないことの大切さなどを学びました。日本の企業だからと言って、全てをそのまま教え込むやり方ではなく、基本や枠組みのみを教えてローカルの技術を大事にしていくことが成功への道だとおっしゃっていました。文化や考え方が異なる人々でも、このようにお互いを受け入れる姿勢や理解し合う努力があれば、一緒に高め合える素晴らしい関係が築けるということを改めて感じました。
 3週間という短い期間ではありましたが、今回の海外語学研修を通して、自分自身の考え方や物事の見方が変わり、人としての成長をすることができたと感じています。知識として分かってしても、文化や習慣、人々のあたたかさなど現地に行ってみないと分からないことはたくさんあります。もちろん中国語のリスニングや会話の力を付けることもできましたが、学ぶ楽しさやコミュニケーションをとれる喜びから、更に学びたい気持ちが大きくなったので、これからも中国語の学習に力を入れていきます。