平成28年度卒業証書・学位記授与式を行いました

 平成29年3月22日(水)、長崎ブリックホール(長崎市)にて「平成28年度長崎県立大学卒業証書・学位記授与式」を挙行しました。太田博道学長から3学部3研究科695名の卒業生、修了生に卒業証書・学位記が授与され、新しい門出を迎えました。

 式典では、学長が「基本的な考え方が問われる時代、パラダイムシフトが必要な時代に生きることは大変だ。先輩がやっていたことを見習えば良いという訳ではなく、皆さん自身で自分自身の価値体系を築いて行く、創り上げて行く必要があり、一見二律背反的に見える、リーダーになる気概と協働する態度が同時に求められている。この2つを同時に具現化するためには、あるがままの自分を肯定的に捉え、他の人へ対しても今以上におおらかに受入れる心が必要ではないか。自分と他人は違っても良い。世の中には実に多くの多種多様な人がいてこそ、人間社会だという心を持つこと、皆一緒に与えられた命をあるがままに共有しようという心持ちようが必要である。皆さんが今後も健全な市民として成長することを期待している。」と訓示を述べました。

卒業生へ訓示を述べる太田学長

学部卒業生総代 山外奈津美さん

 来賓の方々からのご祝辞のあと、卒業生代表謝辞では学部卒業生総代 山外奈津美さん(看護栄養学部 看護学科)が、「今後、これまで味わったことのないような困難にぶつかり、挫折を経験することがあるかも知れない。そんな時は、本学で学び得たものを糧にし、そして周囲への感謝の気持ちを大切にしながら、自分なりの答えを見出していきたい。」と決意を述べました。また、大学院卒業生総代 大瀬良信也さん(経済学研究科 産業経済・経済開発専攻)は、「二年間の学生生活で培った力を胸に、それぞれが進む道の名人となれるよう努めていきたい。」と抱負を述べました。

大学院修了生総代 大瀬良信也さん

会場の様子

 式典の終了後は、教員と談笑したり、たくさんの後輩に祝福されたり、友人や家族と記念撮影をするなど、会場は晴れやかな雰囲気に包まれていました。
 卒業生、修了生の皆さま、ご卒業・ご修了おめでとうございます。本学での学びや経験を生かし、新たなステージでご活躍されることをお祈りします。

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