シーボルト・カフェ-生きるを育む-「知らなきゃ損する、最新の吃音支援のあり方~子どもから大人まで~」を開催しました

 平成29年2月11日(土)、シーボルト校において「シーボルト・カフェ-生きるを育む-『知らなきゃ損する、最新の吃音支援のあり方~子どもから大人まで~』」を開催しました。
 講師は、昨年度に引き続き、九州大学病院の医師であり、ご自身も吃音の症状を持ちながら吃音の診療を行う菊池良和氏をお招きしました。講演では、吃音の症状の紹介に始まり、ご自身の体験を踏まえながら、本人や家族が抱える悩みや、成長に伴って悩みの原因が変わることなどについて資料や動画を用いてご説明いただきました。それに対して、どのような考え方、捉え方をすればよいかなどの対応方法をご紹介いただきました。また、吃音支援には、社会の理解が必要であること、本人と家族が吃音について向き合い、話ができるような風通しのよい関係をつくることなども必要であると述べられました。
 当日は、言語聴覚士や看護師などの医療関係者の方や、小中学校等の教職員などの教育関係者の方々、ご本人やご家族に吃音の症状をお持ちの方など計118名の方にご参加いただきました。講演後の質問タイムでも、活発に皆さんから意見が挙がり、講演会は大盛況のうちに終了となりました。
 参加者からは「吃音について詳しく話を聞く機会がなかったので、新しい支援の方法など大変参考になりました。」「吃音を持つ子ども達が成長していく姿を思い描くことができ、心の持たせ方や支援の進む方向がよく理解できました。」「知らないことをたくさん知ることができて良かったです。身近に吃音の人がいるので、今自分にできることを考えて接するようにしたいです。」などの感想をいただきました。

 

 シーボルト・カフェでは、この他にも様々な講座を開催しております。公式HP等を通じてお知らせいたします。皆様の参加をお待ちしています。

 ※「シーボルト・カフェ」とは、平成16年度に「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」(文部科学省)に採択された「シーボルトキャラバン-生と性の主人公になろう-」の取組を拡充させたもので、人の心と身体を充実させる視点からの地域活性化を図るものです。