学術講演会(東京大学教授 佐々木司氏・女子栄養大学名誉教授 三木とみ子氏)を開催しました

 平成28年9月17日(土)、東京大学教授である佐々木司氏・女子栄養大学名誉教授三木とみ子氏を本学シーボルト校にお招きし、「『子どものメンタルヘルスと生活習慣』~学校や家庭はどのように受けとめ、どう向き合うか~」と題した講演会を開催しました。講演会は、佐世保校にも遠隔講義システムで中継し、地域の方々や学生・教職員など約150名が聴講しました。

佐々木 司 氏

三木 とみ子 氏

 佐々木氏の講演では、メンタルヘルスの基礎知識について、特に思春期における予防策について丁寧に説明されました。その中では、「相談から適切な対処をスムーズに進めるために、子どもだけでなく大人にもリテラシー教育が必要だ」と述べ、皆で進める学び合いを通じての連携向上についても言及されました。
 一方、三木氏は「子どもたちを取り巻く健康課題解決の糸口は『よく眠る』『食べる』『動く』等の生活習慣の確立が第一要件である。その基盤づくりには、『早寝、早起き、朝ごはん』が有効に働く」と述べられました。

主会場(シーボルト校)の様子

遠隔会場(佐世保校)の様子

 次回講演会は、10月1日(土)13時30分からシーボルト校を主会場、佐世保校・新上五島町鯨賓館を遠隔会場として開催いたします。皆さまのご来場をお待ちしています。

<次回学術講演会>
 10月1日(土)13:30~15:00
 「自著を語る」
 梶尾 真治 氏(作家)

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