シーボルト・カフェ-生きるを育む-「吃音ってどんなこと?」を開催しました

 平成27年8月23日、本学シーボルト校M103講義室において「シーボルト・カフェ-生きるを育む-『吃音(きつおん)ってどんなこと?』」を開催しました。
 第1部では、九州大学病院の医師であり、ご自身も吃音の症状を持ちながら吃音の専門外来を行っている菊池良和氏による「吃音(どもる)ってどんなこと?-根拠に基づく吃音支援-」と題した講演が行われました。講演の中で、まず吃音はどういう症状があるのかを動画を用いながら説明いただき、菊池先生ご自身の体験をもとに、吃音に関する治療について過去から最新の話題についても話されました。最後に、より詳しく具体的な支援方法について述べられました。
 当日は一般の方に加え、吃音支援の現場にいる言語聴覚士を始めとする医療関係者の方や小中学校等の教職員の方、ご本人やご家族に吃音の症状をお持ちの方など合計96名の方にご参加いただきました。参加者からは「吃音に対しての正しい対応を理解することができました。」「吃音は周囲の理解、聞き手の変化が大事だということに気付きました。」「吃音で悩んでいる親、本人も一緒にお話を聞くことができて本当によかったです。」などの感想をいただきました。参加された方々にとって、吃音支援について考えるひとつのきっかけとなったようでした。

 

 第2部では、「吃音カフェ-吃音について語ろう-」と題して、事前に申込みされた方を対象とした講座を行いました。菊池先生は、参加者からいただいた吃音についての悩みや吃音支援に関する疑問等に対して、状況を聞き、その内容に応じたアドバイスをされていました。

 シーボルト・カフェでは、この他にも様々な講座の開催を予定しており、公式HP等を通じてお知らせいたします。皆様の参加をお待ちしています。

※「シーボルト・カフェ」とは、平成16年度に「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」(文部科学省)に採択された「シーボルトキャラバン-生と性の主人公になろう-」の取組を拡充させたもので、人の心と身体を充実させる視点からの地域活性化を図るものです。