学術講演会(TBS報道局記者・同局キャスター・同局執行役員 金平茂紀氏)を開催しました

 12月21日(日)、TBS報道局記者であり、同局キャスター・同局執行役員である金平茂紀氏を本学シーボルト校にお招きし、「報道現場から見る【節目の年】-2014年の日本・世界-」と題して講演会を開催しました。講演会は佐世保校と新上五島町鯨賓館でも遠隔システムで中継が行われ、学生のみならず、幅広い年齢層の方、約170名が参加しました。

金平 茂紀 氏   講演会の様子
     

 講演では、先日行われた「突然の衆議院議員選挙」の話題から始まり、自民党圧勝という話を織り交ぜ、その問題点や懸念点をわかりやすく話してくださいました。また、メディアの役割は『知る権利』への奉仕であり、その重要性や政治との係わりなどについて詳しく述べられました。

主会場(シーボルト校)の様子   遠隔会場(佐世保校)の様子
     

 また、2011年3月11日の東日本大震災以降、被災地の現場取材や警戒区域内の取材を経て、「あまりにも衝撃的すぎる出来事であったため、戦後~年という考えが断ち切られ、震災後は生き方を変えるチャンスであったのに、やり過ごされている。そしてメディアは日本を戦争に導き、日本の未来は『戦後→災後、そして戦前』へと向かうのではないだろうか」と語られました。

 質疑応答では、受講者から特定秘密保護法の経緯、また沖縄の米軍基地問題など、それぞれメディアのあり方や問題点と絡めながら、真剣に受け答えていただきました。

 講演後には、長崎県立大学学生広報スタッフのインタビューにも快く応じて頂き、今回の講演会の内容をさらに詳しく掘り下げた話や、ヘイト・スピーチなどの国際的な問題、現在のテレビに多く見受けられる、テレビとSNS・ネットとの関わり方など、一つの質問に対しても幅広く話を広げてくださり、質問者自身も非常に考えさせられるインタビューになりました。そして最後に学生だからこそ ‘本をたくさん読むこと’、‘旅行や留学、いろんなところに行っていろんな人に会うこと’、‘とにかく英語は頑張ること’等、大学生時代ほど自由でいろんなことができる時間はないのだから、これだけはやって世界を広げてほしいと、エールを送ってくださいました。

インタビューの様子
 

(取材及び記事:学生広報スタッフ)