「シーボルト・カフェ-生きるを育む-『自立力をつけよう~生き方とお金のワークショップ~』」を開催しました

 平成26年10月4日、本学シーボルト校中央棟M104教室にて高校生から一般の方を対象に「シーボルト・カフェ -生きるを育む-『自立力をつけよう~生き方とお金のワークショップ~』」を開催しました。
 第1部では国際交流学科の小原篤次准教授から今回の講座の概要の説明があり、長崎県金融広報委員会 金融広報アドバイザーの井手瑳智子氏による「自立力をつけよう~生き方とお金のワークショップ~」と題した講演とグループディスカッションが行われました。

     

 講演では、もし、大病を患った時大掛かりな手術ができるお金があれば助かる命があるかもしれない。まずお金というものが生きていくにあたってどのように大事なものかを語られました。
 その後のグループワークでは「ライフプランを作ってみよう」ということで2人、または3人一組になり10年後の自分は ‘どこで’ ‘誰と’ ‘どんな暮らしをしているか’ ‘貯蓄はいくらしているか’ ‘結婚は?’ など、受講者の方々は未来の自分像をグループの中で熱心に話し合っていました。

     

 第2部では日本証券業協会 金融・証券教育支援本部の飯島一夫氏による「社会に出る前に知っておきたいマネーの基礎知識」と題した講演が行われました。
 将来どれくらいお金が必要になるか資料とプロジェクターを使い、わかりやすくシミュレーションしながら説明されました。

     

 また、将来必要なお金をどのように ‘貯める’ か、どのように ‘増やす’ かを「預貯金」と「投資」の違いを織り交ぜながら、計画的に準備することが重要であると語られました。

 参加した高校生からは「今まで考えたことがなかったお金の話をワークショップでいろいろ考えさせられた、たくさん勉強してこれから生きていくのに活かしたい」「投資などは私達には今まで関係ないことだったが知る機会になった」「将来のマネープランなど考えたこともなかったけど自分の将来のことを考えるきっかけとなって良かった」などの感想が聞かれました。

 シーボルト・カフェはこの後も開催を予定しており、今後詳細は公式HPに掲載していきます。皆様の参加をお待ちしています。

※「シーボルト・カフェ」とは、平成16年度に「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」(文部科学省)に採択された「シーボルトキャラバン-生と性の主人公になろう-」の取組を拡充させたもので、人の心と身体を充実させる視点からの地域活性化を図るものです。

TOPへ戻るTOPへ戻る