【看護学専攻(修士課程)・栄養科学専攻(博士前期課程)】
21世紀の健康問題・保健医療問題に適切に対応できる、資質の高い人材の輩出を目標に掲げています。

本研究科は、看護学専攻と栄養科学専攻によって構成される全国的にもユニークな教育・研究システムを持っています。看護および栄養の各専門分野における高度な専門的職業人の育成はもとより、両専攻の連携によるさらに幅広い視野に立つ人材の育成に努めています。21世紀の保健および医療における複雑多岐にわたる諸問題に対して、柔軟かつ適切に対応できる質の高い専門的職業人、研究者、指導者を育成し、社会に大きく貢献することを本研究科の使命としています。
その使命を達成するために、看護学専攻(修士課程)と栄養科学専攻(博士前期課程)に各専門分野における知識、 経験、研究実績が豊富な専任教員を配置し、看護、栄養の各分野において、最新の知識および技術を修得しながら新知見を見出し、その応用によって保健・医療・福祉のシステムを大きく改善し発展させていく人材の育成を目指しています。さらに、本研究科を巣立った人たちが、地域社会とともに国際社会でも広く活躍し、その分野において中心的役割を担うようになることを大いに期待しています。
【栄養科学専攻(博士後期課程)】
本学の大学院人間健康科学研究科栄養科学専攻は、博士前期課程から後期課程までの一貫した教育・研究体制を整備し、基礎栄養科学から実践栄養科学までの幅広い分野で人材の育成に取り組んでいます。
栄養科学専攻博士後期課程は、栄養学分野における高度専門職業人および教育指導者の育成を目標に設置されました。博士の学位は栄養学です。栄養科学専攻は、指導教員14名と助教5名から構成され、博士前期課程から後期課程まで一貫した教育・研究体制を敷いています。研究設備は最新の機器を導入し、最先端の研究ができる環境を整備しています。
がん、生活習慣病の予防、特殊な機能を持った食品開発など人類の健康政策上、非常に重要な課題に栄養学の分野から取り組んでいます。博士後期課程の修了者は、現在、米国研究所の研究員、栄養系大学の教員、公的研究機関の研究員などとして活躍しています。また、博士後期課程には他大学は言うまでもなく、社会人、外国人留学生の受け入れ実績もあり、幅広い分野からの入学を推し進めています。
これらの研究成果は学会発表だけでなく、英文および和文専門学術誌に発表され高い評価を受けています。
高度な知識・技術を求める社会的ニ-ズに対応できる人材を育成するとともに、大学の知的財産を地域住民・企業等に還元し、社会に貢献するためには、より高度な教育・研究体制と県民の期待に沿う成果が上げられるシステムづくりが必要です。本大学院人間健康科学研究科は、こうした状況を踏まえ、看護・栄養の各専門分野における高度な専門的職業人や県民の健康の保持増進ならびに疾病の予防に寄与する最新の知識や技術を研究開発する能力、最新の知識や技術を活用して、県民の健康水準を向上させていく能力、地域の専門職と連携して県民の生活習慣に変革をもたらす政策を考案し保健・医療・福祉システムを変革する能力、健康の保持増進の視点に立って次世代の専門職を育てる能力等を育成する教育指導者を養成するとともに、地域住民の保健・医療・福祉ならびに地場産業の発展・活性化に寄与することを目的とし、看護学専攻(修士課程)、栄養科学専攻(博士前期・後期課程)を設置しています。
保健医療をめぐる状況の加速度的な変化とニーズの多様化・複雑化に対応するには、自ら課題を探求し、幅広い視野に立って柔軟かつ総合的な判断を下して問題解決ができる指導的人材、すなわち高度専門職業人を育成することが急務となっています。また、実務の場における新人の専門職業人に対して、実践的な教育指導ができる高度な専門家が要求されており、将来の保健医療の基盤を支える研究者の育成も必要であります。さらに、過疎化・高齢化が急速に進んでいる島嶼が多い本県においては、高度化・細分化および特性化した地域の社会的ニーズに応えるためのマンパワーの育成および再教育が必要であります。
21世紀の健康問題・保健医療問題に適切な対応ができる資質の高い人材育成を目指した人間健康科学研究科は、上記に示した状況へ対応するため必要な人材を社会へ供給します。
看護学専攻では、看護管理能力の育成と健康管理・指導能力の育成に重点を置き、看護研究の基盤となる科目や看護管理、母子看護、成人・高齢者看護、地域看護および障害福祉ケアの5分野を設けて教育・研究を行っています。
栄養科学専攻では、高度の専門職業人、教育指導者や研究者の養成に向け、生命科学あるいは栄養科学の本質に迫る基礎栄養科学領域、実践科学としての栄養学の社会的貢献を視点とした実践栄養科学領域を設け教育・研究を行っています。
修士論文や博士論文の作成を通して、看護や栄養科学の探究心を養成しています。看護学専攻では、医療現場の社会人看護師が多く、医療現場での抱える問題点解明などをテーマとするケースが多く見られます。
栄養科学専攻では、現役学生からの進学がほとんどで、遺伝子工学や細胞工学を利用した食事の制御メカニズム、各種食品のヒトの健康の及ぼす影響や生活習慣病予防の視点からの実験科学を中心とした、幅広いテーマに取り組んでいます。
| 看護学共通科目 | ●看護研究の理論と方法 ●看護理論 ●看護政策論 ●ヘルスアセスメント ●保健統計 ●看護カウンセリング |
| 看護学専攻科目 | ●看護管理学特論 ●看護管理学演習 ●看護管理学特別研究 ●母子看護学特論 ●母子看護学演習 ●母子看護学特別研究 ●成人・高齢者看護学特論 ●成人・高齢者看護学演習 ●成人・高齢者看護学特別研究 ●地域看護学特論 ●地域看護学演習 ●地域看護学特別研究 ●障害福祉ケア特論 ●障害福祉ケア演習 ●障害福祉ケア特別研究 |
| 領域共通科目 | ●栄養科学特論 ●栄養科学演習 |
| 基礎栄養科学領域 | ●細胞生化学特論 ●栄養生理学特論 ●機能形態学特論 ●代謝栄養学特論 ●高分子化学特論 ●共生微生物学特論 ●食品機能学特論 ●栄養疫学特論 |
| 実践栄養科学領域 | ●保健栄養学特論 ●臨床栄養学特論 ●生活習慣病医療学特論 ●栄養診断学特論 ●健康体力科学特論 ●栄養管理学特論 ●調理科学特論 ●健康増進科学特論 ●国際保健学特論 |
| 専 門 科 目 | ●栄養科学特別研究Ⅰ ●栄養科学特別演習Ⅰ |
| 専 門 科 目 | ●栄養科学特別研究Ⅱ ●栄養科学特別演習Ⅱ |